そう考えていても、実際には思うように売却できず、高額な原状回復費用を負担したり、厨房設備を無料同然で手放してしまったりするケースは少なくありません。
飲食店の居抜き売却は、不動産を貸したり売ったりするのとは少し違います。店舗設備、賃貸借契約、貸主(大家さん)との調整、造作譲渡契約など、専門的な知識が必要になる場面が多くあります。
名古屋を中心に数多くの店舗売却・飲食店売却をサポートしてきた居抜キング~INUKINGでは、「もっと早く相談していれば…」という声を何度も耳にしてきました。
今回は、飲食店を居抜きで売却する際によくある失敗事例を10個ご紹介します。同じ失敗を防ぎ、少しでも有利な条件で売却するための参考にしてください。
失敗事例① 閉店してから相談してしまった
最も多い失敗がこれです。
「営業を終えてからゆっくり売却を考えよう。」
そう思っているうちに、
- 家賃だけが発生する
- 設備が劣化する
- 店舗の印象が悪くなる
- 原状回復期限が迫る
という状況になってしまいます。
営業中の店舗は、設備が実際に動いている様子を見てもらえますし、店内の雰囲気やレイアウトも伝わりやすく、買主に安心感を与えられます。
ポイント
閉店を決める前、または閉店を検討し始めた段階で相談することが、高値売却につながります。
失敗事例② 造作譲渡価格を高く設定しすぎた
「内装に2,000万円かかったから1,000万円で売りたい。」
このような考え方は珍しくありません。
しかし、造作譲渡価格は「いくらかけたか」ではなく、「現在の市場価値」で決まります。
相場より高い価格を設定すると、
- 問い合わせが来ない
- 内覧につながらない
- 値下げを繰り返す
- 最終的にスケルトン返却
という結果になることもあります。
ポイント
市場相場を理解し、現実的な価格設定をすることが重要です。
失敗事例③ 大家さんへの相談が遅れた
居抜き売却は、売主と買主だけで成立するものではありません。
多くの場合、新しい借主は貸主と賃貸借契約を締結するため、大家さんの承諾が必要です。
ところが、
「買主が決まってから話そう。」
と考えた結果、
「居抜きは認めません。」
と言われ、契約が白紙になってしまうケースもあります。
ポイント
大家さんには早めに相談し、居抜き売却への考え方を確認しておきましょう。
失敗事例④ リース機器を売れると思い込んでいた
製氷機、冷蔵庫、エアコンなどはリース契約になっていることがあります。
リース品の所有者はリース会社です。
そのため、
- 残債の精算
- 契約の引継ぎ
- リース会社の承諾
などが必要になります。
契約直前でリース品と判明すると、買主との信頼関係にも影響しかねません。
ポイント
設備ごとに所有形態を確認し、リース契約書も整理しておきましょう。
・名古屋市中区栄・伏見・錦三の居抜き売却
・名古屋市中区栄3丁目・大須の居抜き売却
・名古屋市中村区の店舗売却
・名古屋のディープスポット【今池の店舗売却】
・瑞穂区「桜山駅」飲食店売却・店舗売却
・新栄/千種駅の飲食店居抜き売却
・中川区の飲食店売却は太平通り沿いが高額査定
・千種区覚王山の下町スポット/飲食店売却
失敗事例⑤ 店舗を掃除しないまま内覧を行った
内覧時に買主が最初に受ける印象は非常に重要です。
例えば、
- 油汚れがひどい厨房
- カビのあるエアコン
- 悪臭のするグリストラップ
- 清掃されていないトイレ
こうした状態では、設備が問題なく使えても「管理が行き届いていない店」という印象を与えてしまいます。
ポイント
プロのクリーニングまで行う必要はありませんが、清潔感のある状態で内覧を迎えることが大切です。
失敗事例⑥ 一般的な不動産会社だけに依頼した
店舗仲介を扱っていても、居抜き売却の経験が少ない会社はあります。
その結果、
- 厨房設備を評価してもらえない
- 買主とのマッチングが弱い
- 造作譲渡契約の経験が少ない
- スケルトン返却を勧められる
といったケースもあります。
ポイント
居抜き売却の実績が豊富な専門会社へ相談することが、成功への近道です。
失敗事例⑦ 必要書類が揃っていなかった
売却が決まりそうになってから、
- 賃貸借契約書が見つからない
- リース契約書がない
- 保証書がどこにあるか分からない
というケースもあります。
買主は安心して引き継げる店舗を求めています。
書類が整っているだけでも信頼感は大きく変わります。
ポイント
必要書類は早めに整理しておきましょう。
失敗事例⑧ 閉店を早く公表しすぎた
「来月で閉店します。」
と早い段階で告知した結果、
- 従業員が退職してしまった
- 常連客が離れてしまった
- 売上が急激に落ちた
というケースがあります。
居抜き売却では、営業を続けながら秘密裏に買主を探すことも可能です。
ポイント
公表のタイミングは慎重に判断し、必要に応じて専門会社と相談しましょう。
失敗事例⑨ 引渡し条件を曖昧にしてしまった
契約後に、
「この冷蔵庫は持って帰ります。」
「この棚は譲渡対象ではありません。」
といったトラブルになることがあります。
設備の引渡し範囲は、契約書や設備一覧で明確にしておくことが重要です。
ポイント
残す設備・撤去する設備を一覧化し、双方で確認しておきましょう。
失敗事例⑩ 原状回復費用を確認していなかった
賃貸借契約書には、退去時の原状回復義務が定められていることが一般的です。
契約内容を確認せずに話を進めた結果、
「厨房はすべて撤去してください。」
「壁・床も契約時の状態に戻してください。」
と言われ、多額の工事費用が発生することもあります。
ポイント
賃貸借契約書を確認し、原状回復の範囲を事前に把握しておくことが大切です。
失敗しないために大切なこと
ここまで10の失敗事例をご紹介しましたが、実はその多くは「もっと早く相談していれば防げた」ケースです。
居抜き売却は、
- 売却価格
- 原状回復費用
- 大家さんとの調整
- 買主探し
- 契約内容
など、さまざまな要素が関係します。
一つひとつを適切に進めることで、数十万円、場合によっては数百万円もの差が生まれることもあります。
まとめ
飲食店を居抜きで売却する際は、「売りたい」と思ったタイミングがスタートではありません。
本当に大切なのは、その前の準備です。
営業中から計画的に進めることで、
- 造作譲渡価格の向上
- 原状回復費用の削減
- 買主とのスムーズな引渡し
- 大家さんとの円満な調整
につながります。
居抜キング~INUKINGでは、名古屋市を中心に飲食店・カフェ・居酒屋・焼肉店・ラーメン店・BARなど、さまざまな店舗の居抜き売却をサポートしています。
「まだ閉店するか決めていない」「造作の価値だけ知りたい」「できるだけ高く売りたい」という方も大歓迎です。
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大切なお店の価値を最大限に活かすために、ぜひ居抜キング~INUKINGへお気軽にご相談ください。