
①飲食店を居抜きで売却するメリット!
初期投資の軽減
居抜きで売却する場合、物件の床・壁・天井・その他内装造作や厨房設備、家具・テーブル・椅子等をそのまま引き継いでもらうため、新たに店舗を開業する場合に必要な内装工事や設備投資を抑えることができます。これにより、売主としては手間やコストを削減でき、買い手側も開店準備が早く進みます。
早期の営業開始が可能
居抜き物件は既に営業可能な状態になっているため、設備や内装が整っていることが多いです。そのため、物件の引き渡し後すぐに営業を開始することが可能で、買い手にとってはスムーズにビジネスをスタートできます。
経営資産の最大活用
店舗の看板や内装、厨房設備など、売却にあたってすでに活用している設備が有効に利用されるため、無駄なく経営資産を活用できます。また、経営資産がそのまま活用されることで、物件や設備の「再利用価値」を重視する買い手にとっては魅力的です。
事業継承の簡便さ
食材やメニューなど、事業の継承も含まれる場合、買い手にとっては既存の事業基盤を引き継ぐことで新たにブランドを立ち上げる手間を省けます。これは、既に集客力のある店舗や人気メニューを持っている場合に特にメリットです。
設備や内装の状態の確認
居抜き物件には、設備や内装が古くなっている場合があります。これらが買い手にとって使い物にならない場合、買い手が追加でリフォームや設備投資を必要とすることもあります。売主としては、設備の状態や耐用年数などを正確に把握し、適切に情報提供することが重要です。
契約内容の詳細化
居抜きで売却する際には、物件の引き渡し条件や設備の範囲、引き渡し後の対応など、契約書において詳細な取り決めを行う必要があります。これにより、売買後にトラブルを避けることができます。例えば、設備の故障や不具合があった場合の責任の所在や、必要な修繕の負担者などを明確にすることが重要です。
ブランドや顧客の引継ぎ問題
居抜き物件で売却する場合、店舗のブランドや顧客層を引き継ぐことが期待されますが、必ずしも顧客がそのまま新しい経営者に付いてくるとは限りません。特に、既存の店舗に独自のブランド力や常連客が多い場合、その影響を受けることがあります。新しい経営者は顧客の維持や集客戦略をしっかり考える必要があります。
賃貸契約の引き継ぎ
飲食店が居抜きで売却される場合、賃貸契約の引き継ぎが必要になることがあります。物件のオーナーと契約内容に関して事前に確認し、買い手がそのまま契約を引き継げるかどうかを確認することが大切です。契約条件によっては、契約更新時に賃料が上がることや、引き継ぎが難しい場合もあるため、賃貸契約の詳細な確認が求められます。
不良債権や未解決の問題
飲食店が過去に経営不振で不良債権や税務問題がある場合、これらの問題が居抜きで売却する際に引き継がれる可能性があります。売主としては、過去の経営状況を正直に開示し、未解決の問題を整理しておくことがトラブル防止につながります。
買い手側の注意点
買い手が居抜きで購入する際も、設備や内装の状態をしっかりとチェックする必要があります。特に、厨房機器や冷蔵庫などが古くて故障のリスクがある場合、追加投資が必要になることを予想し、購入前に専門家による検査を行うことが推奨されます。
飲食店を居抜きで飲食店を売却することは、初期投資の軽減や営業開始の迅速化といった大きなメリットがありますが、設備の状態や契約内容、ブランド引継ぎの問題など、注意すべき点も多く存在します。売主と買い手双方にとって納得のいく取引を実現するためには、事前の準備と契約内容の明確化が不可欠です。
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